IT関係の授業で、プログラミングの授業は必須ですが、どのような言語を習っているのでしょうか。

今も昔も変わらず、プログラミングをするのにとっつきやすく、IT社会に役立ち、処理速度も速いC言語を最初に習います。
C言語は、手続き型のプログラミングの中でも、1文1文ごとに処理していくのではなく、構造化(1つの処理を1ブロックとする)して処理していく、構造化プログラミング言語の第一号です。それまでのBASIC言語とは違い、関数という言葉がでてきたのも、C言語が初めてです。

さて、C言語を含めて、どの言語の授業でも、最初にならわなければならないことがあります。
それは、変数とよばれるものです。変数というのは、プログラミングをする上で、データを格納するために必要な入れ物だと思ってください。
その入れ物に数値をいれるのであれば、数値型の変数(箱)、文字列を入れるのであれば、文字型の変数(箱)にいれるというプログラム上のきまりがあります。
そうしないと、コンピューターというものは、どれが数字でどれが文字なのかを認識できないのです。

そして、この箱に型の合わないデータを入れるとエラーが発生します。
この変数(箱)をプログラムの中の最初に宣言をして、はじめて変数を使うことができます。このようなことを授業で習うのですが、私も当初は、なんでこんなことをする必要があるのか疑問で、ものすごく難しく考えていたのを思い出します。
しかし、後に社会人になり、プログラムを組み必要があるときに、その重要性を感じました。

ITの業界にはさまざまな言語が用いられており、それぞれにエンジニアがいます。これからIT関係のお仕事に就きたいと考えている方は、エンジニアがどんな仕事をしているのか、そしてどんな開発案件で必要とされるのかなど、関連サイトを見てみると参考になると思います。